断熱工事の必要性

ヒートショックという言葉を御存じでしょうか?今や交通事故より多いといわれるヒートショック。なぜ家の断熱が必要なのでしょうか?それは温度差にあります。日本の家は古くから夏の暑さに合わせて作られており、冬の寒さに基準を合わせて作られてきませんでした。断熱材をいれはじめたのはここ最近の話なんです。しかも入っている程度でほぼ機能していません。そこで気密工事という話になります。ダウンジャケットにたとえるとダウンジャケットの前のファスナーを開けているようなものです。ファスナーを閉めてあげる(空気の逃げ道を無くす)のが気密工事と考えていただければよいかと思います

仮にお金をかけて工事したとしても心筋梗塞や脳卒中のリスクの発生を軽減出来て健康を買うという意味では11年程度で元が取れるともいわれています。

住宅が寒いと健康を損なう

健康を守る最低室温は18度とされ、高齢者は21度以上を推奨している。16度を下回ると感染症の発症、転倒、けがのリスクも高まる。

また、海外では刑務所でも温度の最低基準があり、18度以下では解体命令がでるほどで日本は室温に関しては最低レベルといえる。